!ネタバレがあるため読了後の閲覧をおすすめします


巡る四季、辿る朱碧

装丁

表紙:新星物語 パウダー 180kg/本文:ラフクリーム琥珀 71.5kg/遊び紙:トレぺ(星くずし)
印刷所:ちょ古っ都製本工房

B6/PP無し/56ページ/43字×19行/リュウミンR/9pt

制作中の色々

人生5冊目の同人誌。
24年11月にwebオンリー「Limit Gamer Rush "SP"」(開催終了)の参加を決めたので書き始めた本。
イベント出るなら久しぶりに本作りたい→本作りたいなら相応の量を書かねばならない→長編書く体力無い→じゃあ短編集でよくね?
の結果がこちらになります。短編集はこれで3つ目かな?(1個連作短編集だけど)
テーマどうしようと考えた結果、四季が一番数出せると思い至ったので四季に決定。開催4月だし夏から始まって春で終われば綺麗じゃね?とも思ったので夏から始める構成も決定。SQ2の迷宮構成をパクったなんて言ってはいけない。

そんな感じでネタ出ししていったけどあれ……?1本3000字ぐらいで終わらんかこれ……?
と疑惑が浮上したので急遽各季節2本構成にすることを決意。見切り発車にも程度ってもんがあるだろ。
今回ばかりは絶対に間に合わせねばならねぇ……と思ってスプシで進捗管理をしていた。

元々短編というかショートショートの予定だったので普段と同じ感じで書けたのは良かった。長編だと終わりが見えなくて胃がゴリゴリ削れていくので……。
そしてこの形式にした結果二段組みではスッカスカ真っ白ページが多発することが発覚した。かといってこの分量では文庫は似合わないタイプの話だ。どうしよう、と思っていたところにB6小説同人誌に出会った。いいじゃんこのサイズ。ちょいちょいおすすめって話も聞くしな。ということでB6一段組に決定。版組は市販のソフトカバー本を参考にした。

そんなわけで本編が終わったが表紙が終わらない。この頃全然絵を描いていなかったので絵モチベが死滅していたのも原因だろう。小説書いてると絵のモチベ死ぬし絵描いてると小説のモチベ死ぬんだよな。難儀。
そのくせこれ章ごとに扉絵あったらいいんじゃね!?とか考え出す始末。いやだってせっかく季節ってテーマあるし……。扉あった方が区切り分かりやすいし……。文字だけじゃ味気ないし……。

その結果がこちらになります。印刷するためモノクロ原稿初めて作った……。初めてでこんな冒険をするな。ありがとうCLIP STUDIO PEINT。


展示するネットプリントの絵が早くに出来上がったのでおまけでしおりも作った。一番安くて納期早いプランで作ったら結構なでかさに……。でも可愛く作れたので結構気に入ってる。

裏話。
読めば察せられるが時系列はIV中盤頃。烈風刀のイキイキ農園ができたぐらい。これは秋の話を書くために設定した。
春編の1本目は2月の話なので厳密には春の話じゃなかったりする。だって3月だとこたつは確実に片付けてるし……。でもこたつ片付けるかどうかって話は書きたかったし……。2月終わり頃想定なので許して……。

初めての同人イベントだし同人屋さんごっこしたい!ということで初めて複数冊刷ってBOOTHにて通販を始めた。ページ公開時点でまだ在庫は残ってるのでよしなに。
同人屋さんごっこ楽しかった。イベント出る時はやりたい。
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