!ネタバレがあるため読了後の閲覧をおすすめします


その正体はきっと、

装丁

カバー:マットコート(ユーライト) 110kg/表紙:マットポスト 180kg/本文:ソリストミルキー 56kg
印刷所:株式会社RED TRAIN

A6(文庫本)/カバーマットPP/164ページ/43字×16行/リュウミンR/8pt

制作中の色々

人生4冊目の同人誌。
なんと100ページ越え! やったー!
前々回の本がギリギリ100ページ越えなくて悔しい思いをしたので尚のこと嬉しい。頑張って8万字書いた甲斐があったものだ。やったー!

目次。100ページ越えてる。本文自体は160ページほどだったはずだ。 元々4章で終わる予定だったので4章が異様に長い。話の流れ上区切りようがなかったのでこのまま決行した。

版組はこのようになっている。
前々回の文庫本が行間開きすぎ字間空きすぎで読みにくい印象があったので今回は詰め気味に。問題なく読めるので今後もこれでいい気がする。ただもう少しノドを多めに取った方が読みやすい気もする。版組に一生悩んでいる。

こちらも元々は腐垢(現在凍結中)で呟いたネタが元だった覚えがある。内容を控えておくのを忘れた上に現在凍結中のため正確なものは忘れてしまった。
その呟いたネタを元に「その正体はきっと」という短編を書いた。書き終わってからこれはもう少し膨らませられるのでは?続き思いついたしちゃんと書き切りたいな?と思い、作成に取りかかった。タイトルそのままでは自分がややこしいので読点を追加した。おかげでロゴ作りの時に使い方を忘れたInkscapeで慣れないカーニングをする羽目になり苦戦した。毎度がごとく考え無しにも程がある。

章題の一部を塗り潰したような仕上がりにしたかったため、殴り書きクレヨンというフォントを使った。きちんと塗り潰したようになったので満足だ。ただデータ上ではただの黒四角なので、柱には上手く設定ができなかった。一太郎でヘッダーのフォントの一部を変更する方法はないものだろうか。こういうことをやろうとするとInDesignを使うしかないのだろうか。難しい。

4章/5章は最終ページで章題が明かされるというギミックを仕込んだ。
当初は章を作る予定がなかったのだが(思いつかなかった)、さすがに8万字を章無しでぶん投げるのは良いとは言い難いだろう、そもそも自分が判別しづらい、ということで急遽章を作成した。
同時に、以前一太郎をこねくり回して遊んでいた時に思いついたギミックを仕込むことにした。やり方は簡単、章最終ページに別の目次を白字で仕込んだけである。白は印刷されないので柱だけ変えられるという仕組みだ。印刷物だからこそできるギミックなので楽しかった。満足。

裏話。
二人がレイシスへの恋心を捨てられないのは「そういう設定でネメシスに生み出された存在であるから」である。最初から「レイシスが好き」とプログラムされて生まれた存在なので、それだけは絶対に捨て去れないのだ。と理由づけた。
レイシスが大好きな嬬武器兄弟が好きなので「レイシスへの好意は絶対に捨てさせないぞ」と常に思っているのだが、ここの説明が本当にこれで読者は納得するのだろうかと悩んだ。結局そのままいったが、本文中で上手く表現できなかったのが心残りだ。どうすれば上手く説明できたんだろうか。未だに悩んでいる。

もう一つ狡い裏話。
5章の飯の描写が異様に長ったらしいのは、書いている途中に8万字越えが見えてきたからである。8万字いけるか!?もうちょっと盛ればいけるな!?5章の飯の話盛ろう!といった感じである。狡い。あと単純に飯を食べる姿がヘキだからである。

心残りはあれど、初めて自分でロゴを作り、版組も上手くいき、ギミックも仕込めとやりたいことができた上に文庫本らしい文庫本が完成したので満足している。書いてよかった。



これは背幅が1cmあるので運が良ければ自立するというネタ画像。いつかちゃんと自立する本が作れたらいいね。





これは原稿のタイムラプス。1091分を何倍速にしたっけ……。
作業中全てYouTubeで非公開配信をしていた。pixivSketchでもよかったのだが、あちらはタイムラプスがガッビガビになって文字が読めない。ということでOBSを導入してYouTubeで配信することに。
今思えばアマレココかなんかで録画する方が楽だったのではないか。いやでも配信者ごっこしたいじゃん? あとアマレココ余計なもの映りそうでなぁ。
今後もサボり防止にやってみたいが最近アパートの回線の調子が大変よろしくないので難しい。困った。
back