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No.202
あの音が引っ張り上げて熱を点けて【コロイカ/R-18】
あの音が引っ張り上げて熱を点けて【コロイカ/R-18】
マルノミくんの缶バッジ結構間隔狭く付けてるから動いたらぶつかって音鳴りそうだよねって。激しい運動したらうるさそうだよねって。それで現実に意識を引き戻されるのってえっちだよねって。捏造しかない。口調も名前も分かりません助けてください。
名前判明次第タグ付けるし本文加筆修正するかもしれない。
気を失わせるほど食らう子といつもの音で現実に帰ってこれた子の話。
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カチ。カチン。
軽い音が耳のすぐ隣で聞こえる。高く細かなそれは何度も聞いてきたものだった。金属と金属が当たる音。缶バッジと缶バッジが当たる音。あのゲソにいくつも付けられた缶バッジがぶつかりあう音。耳慣れたそれが、意識を、感覚を、途切れた場所から掘り起こして引っ張り上げる。
「ッ、ぁっ! ぅあ……ァ、あ、アッ!」
意識が浮上した途端、脳味噌に莫大な情報が――快楽が押し寄せる。押し寄せるなんて表現では生ぬるい。濁流、洪水、大時化。それでも足りない。雄で抉られる後孔から神経を駆け、意識を弾け飛ばすような快感が頭を揺らした。
カチ。カチン。耳元で缶バッジの音が聞こえる。はァ、あ、と喘鳴が――否、押し殺した嬌声が聞こえる。背中が熱い。肩が熱い。腹が熱い。法悦に涙を流す脳味噌は、覆い被さられていると気付くまで随分と時間を要した。
そうだ。チーム練習が終わって、飯を食って、流されるままにマルノミの部屋を訪れて、そして。悦びに咽び泣く頭がどうにか記憶を手繰り寄せる。準備を済ませ、わがままに折れて伏せて尻を高く上げ、焦らすように挿入され、好き放題に揺さぶられたところまでは覚えている。それ以降一部が空白だ。どうやら、失神してしまったらしい。腹の中にはまだまだ猛ったものが突き入れられて熱い。あちらは達していないようだ。勃ちきったモノが腹の中身を荒らし回す。マルノミが腰を動かす度に、はしたなく大口を開けて欲望を咥えた孔は悦びを謳った。
カチ。カチン。マルノミが動く度、腰が打ち付けられる度、うちがわを陰茎が抉る度、レセプターは快楽を示す電気信号を受け取って脳を掻き回す。きもちいい。その五音節が頭を埋め尽くしていく。バトルはもちろん、身動き一つ取れないほど頭をダメにしていく。
カチ。カチン。耳元で金属が鳴る。現実に引き留める唯一の存在だった。上も下も分からない今、この音だけが今己がどんな状況にあるか――誰に何をされているかを示していた。マルノミに食われる今を。
ごりゅ、とナカの奥底で鈍い音が聞こえた気がした。パチン、と何かが弾けるような音。バチ、と何かが焼き切れるような音。
「――ァ、……ッ、ぅ!」
目の前が白む。シーツの白ではない、光だ。目の前が真っ白になって、頭が桃色に染められて、身体が淫悦に支配される。ビクン、ともはやうつ伏せになった身体が陸に打ち上げられた魚めいて大きく跳ねる。マルノミに覆い被され潰された状態では、小さく揺れるだけで終わった。
高く上がった腰、その前で勃ち上がっていた己自身がビクビクと震える。白濁を吐き出して、シーツにシミを作る。天上まで放り上げられた身体は筋肉を動かし、ナカを暴き荒らす熱塊をこれでもかと抱き締めた。
「ッ……、い、きなり、締めんなや」
真ピンクに塗り潰されて何も考えられない頭を、切羽詰まった声が現実に引き戻す。耳元で聞こえるそれは熱を帯びていて、常の飄々とした調子など消え去っていた。追い詰められた、追い詰めた、獣めいた響きをしている。余裕なんて欠片も無い、欲だけが剥き出しになった音色だ。
八つ当たりのように腰使いが荒くなる。達したばかりの身体には暴力以外のなにものでもない動きだった。肌と肌が叩き合って痛いというのに、粘膜で粘膜を抉られて痛いはずなのに、喉は耳を切り落としたくなるほど甘ったるい声を垂れ流す。神経が伝達する情報が全て快楽で塗り替えられたような気分だ。つまり、きもちがよくてしかたがない。
マルノミの動きがどんどんと荒く、けれども小刻みになっていく。それが何を意味するかなど分かっていた。何か待ち構えているかなど分かりきっていた。何もかもを知っている身体は、脳味噌は、必要な筋肉を動かす。肉茎を咥え込んだ窄まりをきゅうきゅうと絞り、雄杭を包み込む内壁をうねらせ、剛直を舐め回すように粘膜を絡みつかせる。全ては射精を促すものだ。いちばんきもちよくなれるばしょに連れて行ってくれるそれをねだっているのだ。
どちゅ、と腹を突き破らんばかりの勢いで豪槍がぶちこまれる。う、と上擦った呻き声が聞こえると同時に、腹の中で熱が爆発した。ドクドクと音が聞こえそうなほど激しい勢いで精液が注がれていく。熟れきった柔らかな粘膜を焼いていく。快楽を身体に、頭に、本能にぶちこんで壊していく。
ヒ、ぁ、と情けない、聞き苦しい、耳にするのもおぞましい高い音を喉が奏でる。肉の悦びに支配された脳味噌は、口を閉じるという基礎的な動作すらできなくなっていた。今できることなど、与えられるがままに快感を享受する他何一つない。
殴らんばかりの勢いで打ち付けられた腰が細かく動き出す。生産した精液全てを腹に吐き出すためだ。白濁を塗り込めこの腹は自分のものだと主張するためだ。雄を擦り付けられる粘膜が蠢く。白濁を一つ残らず飲み干すためだ。獣欲の奔流をもっとよこせとねだるためだ。互いに気をやったばかりで敏感になっているというのに、本能はよりきもちがよくなれる方向へと身体を動かした。喘息めいた嬌声が二つ、ベッドの上に落ちては積もっていく。
ようやく濁流が収まり、腹の中の熱が落ち着いていく。膨れてしまいそうなほど精を蓄えた腹が、悦びにまだひくつく。ずるり、と熱を吐き萎えた昂ぶりがゆっくりと抜かれていく。潰されるように覆い被さられた身体がコントロールできぬままビクビクと震えた。はしたなくてたまらない。けれど、きもちよくてたまらない。雄の証を植え付けられた腹は、満たされたはずだというのに肉欲を叫んだ。
はー、と長い溜め息。カチ、と缶バッジがぶつかる音。身体が更に重くなる。達して力が抜けたマルノミは、こちらに体重全てを預けているらしい。迷惑極まりない。
「おもい」
「あー……、かんにん。もうちょい」
「もうちょいも、なにも、あるか」
エクスプロッシャーでも持っているのかと錯覚するほど重い腕を上げ、ぐりぐりと首筋に頭を擦り付けてくるマルノミの頭を叩く。ケチやなぁ、と拗ねた声とともに背中から熱が去っていった。汗でべったりと濡れた身体がぶるりと身体が震える。来た時はほの暑かった部屋が寒い。当たり前だ、激しい運動をして熱された身体には、どんな空気も冷たく感じるものである。持ち上げられ、高くなっていた腰を落としてベッドに倒れ伏す。潰された自身の熱は落ち着いているが、腹はまだまだ熱い。尻も鈍い痛みと熱を訴えてくる。相当の力で叩きつけられていたらしい。かげんしろ、と思わず悪態が口からこぼれ出た。
「加減できるはずないやろ。きもちいぃんやさかい」
「ひらきなおるな」
狭いシングルベッド、隣に寝転がったマルノミがのたまう。しゃーないやろ、とやはり開き直った声が正面から飛んできた。
「今日泊まる?」
「……泊まる」
マルノミの問いに、逡巡の後返す。本当ならば帰りたいが、これだけ激しく動いた後に駅まで歩いて電車に乗って部屋まで帰っていける気がしなかった。幸いと言うべきか不服と言うべきか、着替えの類はいくらかマルノミの部屋に置いてある。一晩泊まるぐらいなら問題が無い。
「飯テキトーに作っとくし、先シャワー浴びてき」
「お前が先の方がいいだろ。そんな格好のまま料理する気か」
「漏らす前にそれ洗い流してきぃ言うてるんや」
起き上がろうとすると、太股に、孔に冷えた感触。これでもかと注がれた精液が逆流して漏れ出てきているのだ。重い身体に鞭打ちティッシュを取り、尻に宛がって指で中身を掻き出す。あれだけ快楽を生み出した液体は、今は不快でしかない。さっさと全て吐き出してしまいたいが、まだ神経が過敏なのか指がナカを擦る度に筋肉が震えた。
カチ。金属が擦れる音が耳元で聞こえる。ベッドに頬をつけたまま視線を動かすと、缶バッジがいくつも付けられたゲソがこちらに垂れているのが見えた。その奥に、眇めて細くなった目。
「……なー」
「シャワー借りる」
起き上がり、ティッシュをゴミ箱に放り込んでベッドから降りる。いや、なぁ、と背にぶつけられる慌てた声を無視して風呂場へと向かった。
身体が重い。頭が重い。腹が熱い。精を掻き出したはずの粘膜が蠢く。雄を求めて泣き喚く。平常になった思考で全てを振り払い、脱衣所のドアを開けた。
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#R18
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スプラトゥーン
2025/1/27(Mon) 18:35
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あの音が引っ張り上げて熱を点けて【コロイカ/R-18】
あの音が引っ張り上げて熱を点けて【コロイカ/R-18】マルノミくんの缶バッジ結構間隔狭く付けてるから動いたらぶつかって音鳴りそうだよねって。激しい運動したらうるさそうだよねって。それで現実に意識を引き戻されるのってえっちだよねって。捏造しかない。口調も名前も分かりません助けてください。
名前判明次第タグ付けるし本文加筆修正するかもしれない。
気を失わせるほど食らう子といつもの音で現実に帰ってこれた子の話。
カチ。カチン。
軽い音が耳のすぐ隣で聞こえる。高く細かなそれは何度も聞いてきたものだった。金属と金属が当たる音。缶バッジと缶バッジが当たる音。あのゲソにいくつも付けられた缶バッジがぶつかりあう音。耳慣れたそれが、意識を、感覚を、途切れた場所から掘り起こして引っ張り上げる。
「ッ、ぁっ! ぅあ……ァ、あ、アッ!」
意識が浮上した途端、脳味噌に莫大な情報が――快楽が押し寄せる。押し寄せるなんて表現では生ぬるい。濁流、洪水、大時化。それでも足りない。雄で抉られる後孔から神経を駆け、意識を弾け飛ばすような快感が頭を揺らした。
カチ。カチン。耳元で缶バッジの音が聞こえる。はァ、あ、と喘鳴が――否、押し殺した嬌声が聞こえる。背中が熱い。肩が熱い。腹が熱い。法悦に涙を流す脳味噌は、覆い被さられていると気付くまで随分と時間を要した。
そうだ。チーム練習が終わって、飯を食って、流されるままにマルノミの部屋を訪れて、そして。悦びに咽び泣く頭がどうにか記憶を手繰り寄せる。準備を済ませ、わがままに折れて伏せて尻を高く上げ、焦らすように挿入され、好き放題に揺さぶられたところまでは覚えている。それ以降一部が空白だ。どうやら、失神してしまったらしい。腹の中にはまだまだ猛ったものが突き入れられて熱い。あちらは達していないようだ。勃ちきったモノが腹の中身を荒らし回す。マルノミが腰を動かす度に、はしたなく大口を開けて欲望を咥えた孔は悦びを謳った。
カチ。カチン。マルノミが動く度、腰が打ち付けられる度、うちがわを陰茎が抉る度、レセプターは快楽を示す電気信号を受け取って脳を掻き回す。きもちいい。その五音節が頭を埋め尽くしていく。バトルはもちろん、身動き一つ取れないほど頭をダメにしていく。
カチ。カチン。耳元で金属が鳴る。現実に引き留める唯一の存在だった。上も下も分からない今、この音だけが今己がどんな状況にあるか――誰に何をされているかを示していた。マルノミに食われる今を。
ごりゅ、とナカの奥底で鈍い音が聞こえた気がした。パチン、と何かが弾けるような音。バチ、と何かが焼き切れるような音。
「――ァ、……ッ、ぅ!」
目の前が白む。シーツの白ではない、光だ。目の前が真っ白になって、頭が桃色に染められて、身体が淫悦に支配される。ビクン、ともはやうつ伏せになった身体が陸に打ち上げられた魚めいて大きく跳ねる。マルノミに覆い被され潰された状態では、小さく揺れるだけで終わった。
高く上がった腰、その前で勃ち上がっていた己自身がビクビクと震える。白濁を吐き出して、シーツにシミを作る。天上まで放り上げられた身体は筋肉を動かし、ナカを暴き荒らす熱塊をこれでもかと抱き締めた。
「ッ……、い、きなり、締めんなや」
真ピンクに塗り潰されて何も考えられない頭を、切羽詰まった声が現実に引き戻す。耳元で聞こえるそれは熱を帯びていて、常の飄々とした調子など消え去っていた。追い詰められた、追い詰めた、獣めいた響きをしている。余裕なんて欠片も無い、欲だけが剥き出しになった音色だ。
八つ当たりのように腰使いが荒くなる。達したばかりの身体には暴力以外のなにものでもない動きだった。肌と肌が叩き合って痛いというのに、粘膜で粘膜を抉られて痛いはずなのに、喉は耳を切り落としたくなるほど甘ったるい声を垂れ流す。神経が伝達する情報が全て快楽で塗り替えられたような気分だ。つまり、きもちがよくてしかたがない。
マルノミの動きがどんどんと荒く、けれども小刻みになっていく。それが何を意味するかなど分かっていた。何か待ち構えているかなど分かりきっていた。何もかもを知っている身体は、脳味噌は、必要な筋肉を動かす。肉茎を咥え込んだ窄まりをきゅうきゅうと絞り、雄杭を包み込む内壁をうねらせ、剛直を舐め回すように粘膜を絡みつかせる。全ては射精を促すものだ。いちばんきもちよくなれるばしょに連れて行ってくれるそれをねだっているのだ。
どちゅ、と腹を突き破らんばかりの勢いで豪槍がぶちこまれる。う、と上擦った呻き声が聞こえると同時に、腹の中で熱が爆発した。ドクドクと音が聞こえそうなほど激しい勢いで精液が注がれていく。熟れきった柔らかな粘膜を焼いていく。快楽を身体に、頭に、本能にぶちこんで壊していく。
ヒ、ぁ、と情けない、聞き苦しい、耳にするのもおぞましい高い音を喉が奏でる。肉の悦びに支配された脳味噌は、口を閉じるという基礎的な動作すらできなくなっていた。今できることなど、与えられるがままに快感を享受する他何一つない。
殴らんばかりの勢いで打ち付けられた腰が細かく動き出す。生産した精液全てを腹に吐き出すためだ。白濁を塗り込めこの腹は自分のものだと主張するためだ。雄を擦り付けられる粘膜が蠢く。白濁を一つ残らず飲み干すためだ。獣欲の奔流をもっとよこせとねだるためだ。互いに気をやったばかりで敏感になっているというのに、本能はよりきもちがよくなれる方向へと身体を動かした。喘息めいた嬌声が二つ、ベッドの上に落ちては積もっていく。
ようやく濁流が収まり、腹の中の熱が落ち着いていく。膨れてしまいそうなほど精を蓄えた腹が、悦びにまだひくつく。ずるり、と熱を吐き萎えた昂ぶりがゆっくりと抜かれていく。潰されるように覆い被さられた身体がコントロールできぬままビクビクと震えた。はしたなくてたまらない。けれど、きもちよくてたまらない。雄の証を植え付けられた腹は、満たされたはずだというのに肉欲を叫んだ。
はー、と長い溜め息。カチ、と缶バッジがぶつかる音。身体が更に重くなる。達して力が抜けたマルノミは、こちらに体重全てを預けているらしい。迷惑極まりない。
「おもい」
「あー……、かんにん。もうちょい」
「もうちょいも、なにも、あるか」
エクスプロッシャーでも持っているのかと錯覚するほど重い腕を上げ、ぐりぐりと首筋に頭を擦り付けてくるマルノミの頭を叩く。ケチやなぁ、と拗ねた声とともに背中から熱が去っていった。汗でべったりと濡れた身体がぶるりと身体が震える。来た時はほの暑かった部屋が寒い。当たり前だ、激しい運動をして熱された身体には、どんな空気も冷たく感じるものである。持ち上げられ、高くなっていた腰を落としてベッドに倒れ伏す。潰された自身の熱は落ち着いているが、腹はまだまだ熱い。尻も鈍い痛みと熱を訴えてくる。相当の力で叩きつけられていたらしい。かげんしろ、と思わず悪態が口からこぼれ出た。
「加減できるはずないやろ。きもちいぃんやさかい」
「ひらきなおるな」
狭いシングルベッド、隣に寝転がったマルノミがのたまう。しゃーないやろ、とやはり開き直った声が正面から飛んできた。
「今日泊まる?」
「……泊まる」
マルノミの問いに、逡巡の後返す。本当ならば帰りたいが、これだけ激しく動いた後に駅まで歩いて電車に乗って部屋まで帰っていける気がしなかった。幸いと言うべきか不服と言うべきか、着替えの類はいくらかマルノミの部屋に置いてある。一晩泊まるぐらいなら問題が無い。
「飯テキトーに作っとくし、先シャワー浴びてき」
「お前が先の方がいいだろ。そんな格好のまま料理する気か」
「漏らす前にそれ洗い流してきぃ言うてるんや」
起き上がろうとすると、太股に、孔に冷えた感触。これでもかと注がれた精液が逆流して漏れ出てきているのだ。重い身体に鞭打ちティッシュを取り、尻に宛がって指で中身を掻き出す。あれだけ快楽を生み出した液体は、今は不快でしかない。さっさと全て吐き出してしまいたいが、まだ神経が過敏なのか指がナカを擦る度に筋肉が震えた。
カチ。金属が擦れる音が耳元で聞こえる。ベッドに頬をつけたまま視線を動かすと、缶バッジがいくつも付けられたゲソがこちらに垂れているのが見えた。その奥に、眇めて細くなった目。
「……なー」
「シャワー借りる」
起き上がり、ティッシュをゴミ箱に放り込んでベッドから降りる。いや、なぁ、と背にぶつけられる慌てた声を無視して風呂場へと向かった。
身体が重い。頭が重い。腹が熱い。精を掻き出したはずの粘膜が蠢く。雄を求めて泣き喚く。平常になった思考で全てを振り払い、脱衣所のドアを開けた。
畳む
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